今までは、一括査定.comで一括査定を依頼して、査定士が査定を行うまでのお話でした。
ここからは、実際に査定士と対峙したときの、ちょっとしたテクニックについて指南をしていきます。
今回は「他社の査定額を聞かれたときの対応」についてです。
他社の査定額は先に告げないこと
査定士の心情として、他社が出した査定額というのは、やはり気になるところです。 一括査定.comで、長年ライバル関係を築いている業者同士であれば、ある程度の査定額が見えてくることもあります。 しかし、それでも、実際の数字が分からなければ、探り探りの状態。 だからこそ、知りたいわけですね。さて、本題です。 もし他社の査定額を聞いてきた場合はどうするべきか? 交渉の1つのテクニックとして、伝えない方がメリットは大きいといえます。
査定結果が提出されたら交渉の材料として提示
例えば、査定前に他社の査定額を聞かれたら、とりあえずは、やんわり断っておきましょう。 その後、査定結果が出た後に、もし他社よりも低ければ、その額を提示して「なんとならないか?」の交渉に。 このように、単純に「絶対に伝えない」というスタンスというよりも、後出しジャンケンのようなイメージで扱うと主導権を握って交渉を行うことができます。先に告げる場合はふっかけるのもあり
基本的には先に告げないことが大事ですが、敢えて告げるテクニックも実際のところあります。 それが、ふっかけてみる交渉テクニック。 例えば、他社の査定額が100万円だったとしましょう。 そして出張査定をしにきた査定しには「105万円」と告げます。 要は5万円ほどふっかけて査定士の反応をみる交渉テクニックになります。ただし、この方法は、あまりにもふっかけてしまうと嘘がバレてしまう可能性があるため、効果は高い反面、リスクも大きいことは理解しておきましょう。